カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が、従業員2000人の削減を発表しました。スマートフォンの草分けである「ブラックベリー」の開発販売元である同社は、この5年間で従業員を約4倍と大幅に増員してきました。
欧米のビジネスパーソン中心に人気を誇ってきたブラックベリー端末は、このところのiPhoneやアンドロイド搭載端末の人気上昇によって苦戦を強いられています。
RIMは全従業員の11%に相当する人員削減と同時に経営幹部も異動。コスト圧縮と組織再編によって、再浮上を図る模様です。
フィンランドのノキア(Nokia)も2011年第2四半期の決算が振るわず、前年同期の純利益2億2700万ユーロが、4億8700万ユーロの赤字に転落したことを発表しています。Nokiaは今年2月、米Microsoft社との提携を発表。Windows Phoneに注力し、iPhoneやアンドロイド携帯に対抗していくことを明確化しています。
世界でも日本でも、スマートフォンのビジネス利用の勢いはとどまるところを知りません。その中でも、ブラックベリーの鈍化が物語るように、一般コンシューマーが好むスマート端末がビジネスシーンにどんどん入り込んできます。いかにして、コンシューマーの心と企業のセキュリティニーズを満たすか。誰にでも使いやすく、確実性の高いセキュリティ対策が、いま一層求められています。