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iPadを活用したソリューション事例 -その1-

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SoftBank Days 2011 in Tokyo の様子をご報告します。
iPadなどスマートデバイスのビジネス利用を啓蒙するイベントですが、昨年に比べて、活用事例も格段に増えているようです。会場には(2000席)も満席だったように思います。


基調講演「iPadを活用したソリューション事例」では、「新しい営業スタイルの確立」として株式会社LIXILが紹介されました。

株式会社LIXIL(リクシル http://www.lixil.co.jp/)は、TOSTEMやINAX、新日軽などのブランドが統合した会社です。株式会社住生活グループの事業会社5社が今年4月1日に統合し、傘下には販売、生産、メンテナンス、サービスなどの各種子会社、海外拠点も多数有し、同グループ最大の事業会社となっています。

LIXILの営業カンパニーの最大の課題は、それまで5社が展開してきた豊富な商材とサービスをいかに効率的に提案するかでした。全商品のカタログが多すぎて、積み上げると4mもの高さになってしまうほど。それでは資料をすべて持ち歩くことが不可能なだけでなく、営業が対象商品のカタログを探し当てるのも難しくなってしまいます。
そこで、トップダウンで、iPadを営業ツールとして導入することを決定。約5ヶ月で、営業全員に5,000台のiPadを配布しました。

iPad導入効果を数値化したものが以下です。
 -営業生産性アップ 20%、
 -カタログ費削減 50%、
 -パソコン数削減 1/3、
 -営業時間 10%創出、
 -売上 10%拡大、
 -その他 電子カタログ化、パソコン共有化の進展 

さらに何よりも、営業活動が変わり、お客様の評価が変わったことが大きいそうです。
紙のカタログでなくiPadで営業すると、お客様がiPad自体に興味をもってくれる。更に、対象商品のカタログを持っていないため出直す、などがなくなった。少し調べる必要があっても、ネットですぐに調べられる、など、紙のカタログを持ち歩いていた時には得られなかった大きな改革が進んだそうです。

LIXIL内でも、INAXなどが従来からスマートフォンを積極的に導入してきました。現場のすでにニーズを把握していたことや、スマートフォンのセキュリティ対策にもノウハウウがあったことは効果的な導入に大きく貢献したはずです。
また営業スタイルの変革を現場が実感できている点に注目したいのですが、これは、iPadを営業自身がきちんと操作・活用できていることが大きいでしょう。エンドユーザー(この場合は自社営業)がちゃんと自在に使いこなせる媒体であったことが、この顕著な実績を短期間で上げることに貢献したことは間違いないと言えます。